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Channel: 浅田真央ちゃん好きな元ナースの「カピバラさんになりたいっ!」
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ジャンプに関する技術的考察

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ペケモジャです。


シーズンが終わっても相変わらずダラダラと動画を渉猟しています。いろいろ発見というか気づくところもあるので、ちょっと書いてみました。


まずはジャンプについて。
(多分ジャンプだけ\(^o^)/)

しーちゃん「トゥーラン・ドット」

最近気づいたんですけど、リアルルッツって全て
「助走方向に比べて左手足側に跳んでいる」ですよね(・∀・)
フルッツの人は逆に右手足側に跳んでいます。しかも、もれなくプレロテ付きで。

何、そんなことはとうの昔に気づいていたって? 

自分で床の上で左足一本で立って、左足首を内側に曲げてみてください。必ず重心が左に寄りますよね。んでそのまま跳んだら身体は必ず左に跳んでいきます。

かなり精度の高い見分け方だと思います。横から映しててエッジが見分けつかない時も、着氷地点が進行方向からどちらにずれてるかを見ると、リアルルッツかどうかわかります。

結論
●ルッツを練習するときは、左側に跳んで行け!!



さて、日本人に多いんですけどスリーターンを使わずにフリップに向かう人いますよね。上のしーちゃんも、ちょこまかモホークみたいにして向きを変えています。男子の4Tもデーとか町田君とか直線的に向かいますよね。

そこで元祖跳び分け女王のブッテルスカヤ先生に登場してもらいました。

見事なスリーターンからのフリップです。
リアルルッツを跳ぶ人は、(ちゃんとした)スリーターンから入らないとフリップが跳べない。です。

結論
●フリップはスリーターンから跳ぶジャンプです。ルッツとは何の関係もありません。

日本人がスリーターンからジャンプを跳ばないのはリンクが狭いから???


お次はループ。
最近ループがすっぽ抜ける人がめっきり減りましたね(・∀・)
しーちゃんのループを見てると、インパクトの瞬間左足はアウトに乗って左足でも強く押しています。さらにそれを進化させたのがループ無双のラジ子先生です。

もう完全に脚をクロスさせてますね。ここまで来ると「脚をクロスさせたサルコウ」です。このように両方の脚に均等に重心を乗せた方が安定するにきまっています。

ただ脚をクロスさせちゃうと、左足エッジが回転方向に抵抗するはずですが、どうやって乗り切っているのでしょうか?

ループが苦手と言えばキムヨナさんです。

インパクトの瞬間、左足がフラットになっています(アウトになってません)。それがすっぽ抜ける一因かもしれません。

ところでラジ子はきれいなスリーからフリップを跳んでいますが、エッジはフラットです。跳び分けの道は厳しいですね(´・ω・`)

結論
●ループはクロスサルコウだ!左足はアウトエッジだ!
(椅子に腰かけるように、というのは都市伝説でしかないので信じないようにしましょう)



最後は2A。
ラジ子の動画をみると右足バックアウトに乗って助走するとき、大きな円を描いてしまってから左足に乗り換えるので完全にスピードが落ちてしまっています。これが彼女のアクセルがきれいに見えない原因だと思われます。
しーちゃんでも構わないですし、ついでにツルスカヤ先生にも登場してもらいましょう♪

アクセルの助走で円を描き始めたら即座に左足に乗り換えて跳んでいます。こうすると十分な飛距離が得られます。

悲惨なのがいわゆる「ピサレンコ跳び」と言われる、完全に円を描き切ってから跳んでしまう方法です。ここまでくると「空中スピン」になってしまいます。
シーマ


コロミエツ


ゲラシモワ


どんなスポーツでもそうなんですが、同門の先輩にフォームって似てきちゃうんですよね。

結論
●アクセルは右足で円を描く前に左足に乗り変えろ!(怖いと思うけど…)

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