JGP第２戦　女子シングル最終結果と動画

ペケモジャです。

どうみてもリサリサが優勝ですよねえ？　そう思いません？

1 Courtney HICKS USA
151.91 2 1
2 Risa SHOJI JPN
147.49 4 2
3 Vanessa LAM USA
145.48 3 4
4 Polina KOROBEYNIKOVA RUS
139.62 6 3
5 Hae-Jin KIM KOR
131.02 1 6
6 Haruna SUZUKI JPN
129.50 5 5
7 Beata PAPP FIN
117.37 8 8
8 Brooklee HAN AUS
115.49 11 7
9 Victoria HUEBLER AUT
110.16 13 9
10 Alexandra DEEVA RUS
106.90 7 11

や、確かにヒックスは大器ですけど今回はリサリサの方が良かったです。

ヒックスＦＰ

今さら言うまでもなく逸材ですね。ヒザのバネが違いすぐる。彼女もロシアの血をひいてるらしいですね。
でもさすがに後半にセカンドループを持ってくるのはリスキーかな。ソトニーでもそんなことしないでしょ。
それとせっかくアメリカ人なんだから、もう少し洗練されて欲しいですね。ダサいのがアメリカっぽくないです。

リサリサ

昨年よりさらに良くなりましたねえ。上肢をバレエのように上手に使えるのがシビレます。リンクを横断するときのスピードも素晴らしいです。昨日ＵＲがグサグサ刺さったので今日はネコ着氷をさらに深くして対応してきました。中学生でもこんな対応力があるって凄いっ！　フリップと単独のサルコウのＵＲは全く理解不能です。どっちかというとループの方が怪しかった。
欲をいうとリンクを広く使えればよいのと、ステップ中の立ち止り回数を減らしたら完璧かな。

ラムさん

ステップは素晴らしいですね。逆回転ツイズルも含めて圧巻でした。スピンの軸が非常にきれいで回転も速いのでジャンプの方も回転がしっかりしてるんでしょうけど、いくらなんでもジャンプが低過ぎるますね。これではこの先きついかな。低空ジャンプでもサーシャみたいに白人なら、アメリカ国内で優遇してもらえるかもしれないけど。

コロベニコワ

ロシア３軍なので真面目に見てなかったんですよねえ。第３のポリーナ。滑り自体はいいかんじですし、さすがロシア人。ジャンプの高さが東洋人とは違いすぎます。逆にこんだけ高く飛べるのになんで転ぶんだ？ってかんじですよね。中学３年なのでリサリサやタクタミとタメですね。サンクト？モスクワ？

キムヘジン

動画で登場するのが遅かったので何かあったんですかねえ。持ち越しプロなので緊張なく行けると思ったのですが…
ルッツとフリップは高さがあっていいんですけど、ループは単独も含めて低いのでセカンドに持ってくるのはかなり無理があると思います。あとフリップは振り返ってからの時間が長すぎるので、その辺をとやかく言われるかもしれません。プレパレーションも長すぎるので今後ＳＰ番長になりそうな予感。

春奈さん

軸の安定したスピン。丁寧なステップ。あぁ、佐藤門下生だなあ、という感じが伝わってきます。なんとなくゆかりんを思い出してしまいます。

通常リンクの端っこでは漕いでる選手が多い中、一漕ぎですーっと進んでいく感じがいいですね。
ジャンプもそんなに低いわけではないので、若手の中では楽しみな選手です。バイオグラフィーの練習時間が週に６０時間って、どんな生活を送っているんでしょうか？？？

それにしても今回も回転不足厳しすぎ。というかもうムチャクチャ。回転なんか全然見てなくて、着氷時に少しでもグリったら即アウト。

今回のパネルのトッド・サンド、男子シングルのイメージが強い人だけど天野みたいな変人じゃなかったハズです。もうこれはＩＳＵの強い意志を感じますね。
まあ多分東洋人つぶしとジュニアの点数の抑制が目的なんでしょうけど。

このところのビッグタイトルは殆ど日本人か韓国人。米国内でも上位に来るのはアジア人だらけ。
世界的な人気低下に歯止めをかけたいんでしょう。
でも、もうムリなんですよ…。　だって若い人が観客としてくるのは日本と韓国だけでしょぉ。全米選手権とか見に来るのはジイさんバアさんばっかりなので、人気低下はもう不可逆的だと思いますよ。

それともうひとつ。今はジュニアのレベルが高いので、まともに点数つけたら世界選手権より世界ジュニア選手権の方が点数が高くなっちゃうことを恐れているんでしょう。世選の権威を守ることばかり考えてるんでしょうね。ＩＳＵの保守的で見苦しい対応にはもうウンザリですわ。

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